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星状神経節ブロックとは?

ヒトはストレスにさらされたりすると交感神経が刺激され興奮して血管が収縮します。血管が収縮することで結果として血液の流れが悪くなり、様々な痛みや身体の変調が表れます。

星状神経節とはわかり易く説明しますと頚部にある交換神経の集まっているところで、ここを局所麻酔薬により一時的にブロックすることで神経を弛緩させることにより結果として自然と血管を広げ、血流を増加させ、様々な症状を改善させていきます。

星状神経節ブロックとは、人それぞれが本来持っている自己治癒力を、交感神経を一時的に麻痺させることにより高める治療法です。

もっと詳しく知りたい方へ説明しますと・・・

例えば、痛みやストレスなどの外的障害により、自律神経のひとつである「交感神経」が刺激により緊張していまいます、その結果として毛細血管は収縮して血行が悪くなってしまいます。これが、病気を治療するためには困ったことで、血行を改善しないと外的物質が滞ることとなり、病気は治りにくくなり、ましてはどんどん酷くなってしまいます。

その結果として、自律神経のバランスが狂い自律神経の失調を招いてしまう原因ともなります。この自律神経失調症が全ての諸悪の根源で、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなると言うことが全ての病気の元となっていると私は考えます。ただの肩こりも、免疫力の低下も、色んな多くの病気が、この自律神経系のバランスの悪さが起因しているのではないかと思われます。

これらのことから、星状神経節ブロックは、交感神経の緊張を解し血行を良くする働きがありますから、これらの悪循環を断ち切ることができ治癒を促進するのです。

人には、脳の中に視床下部という大事な部分があります。正常な状態であれば、この視床下部内の中枢は身体の中の色んな情報を分析し、異常を感知すれば自律神経系、

免疫系、内分泌系の3系統から体内の臓器や組織、細胞に向けて回復させるための命令を発信するのですが、不具合が生じていれば正常な状態に復すことが出来なくなり

色んな障害が発生して来る訳なのですが、ちょっと話が難しくなってしまいましたか?受診していただければ、話をもっと判りやすく噛み砕いて丁寧にご説明致します。

当院は星状神経節ブロックに置いては、県内で今までやって来た症例数は他施設と比べて群を抜いていると思います。

確かな知識と熟練した技術、繊細かつ用心深さが大切だと思っております。当院においては、勤務医時代からの長年の経験で注射器や針にも色々な工夫をしております。

また、良くレーザー治療器で同部位を照射して星状神経節ブロックと称している方や、もしくは医師ではない整骨院などの宣伝を目にしますが、これは医師が行う医療行為です。

レーザー治療器では効果がなく、麻酔学会やペインクリニック学会でも効果が疑問視されて星状神経節ブロックとは混同しないように言われておりますし、厚生労働省からもレーザー治療器による同部位の治療は星状神経節ブロックとは認められておらず金額は請求できないとされております。

無料でのサービスであればけっこうなのでしょうが、これで星状神経節ブロックと請求されれば・・・架空請求ということになります。

星状神経節ブロック注射の様子
星状神経節の位置

ブロック注射の方法

ベッドにあお向けになって注射をしますが、注射の痛みは他の注射より痛くありません。 当院においては、特別注文で作った特殊な針を使用しておりますので、同じ治療を行っている他の医療機関よりも痛みは少ないと自負しております。

注射の後、一時的に下記のような現象が生じますが、それらは同ブロックが効果的であることを意味し、その後は消失します。 いずれも一時的なもので、1時間程度で元通りに改善しますが、それまで車の運転や力仕事などはしない、飲み食いはしないといった注意が必要です。

  • 顔から手にかけて温かくなる。
  • まぶたが垂れて重くなり、目が充血する。
  • 一時的なふらつきがある。

星状神経節ブロックは、効果発現まで人によりさまざまです。今までの経験上、遅い方でも30回目頃から症状改善傾向がみられます。

神経ブロックは局所の循環を改善し、痛みの悪循環を絶つことにより、痛みの起因物質を局所より除去し、組織を正常の状態に戻します。自律神経のブロックにおいては自律神経に対する種々のストレス刺激を除去し、緊張を解くことにより、循環系や免疫系に関する自律神経の働きを正常に戻します。

これにより、痛みの改善のみならず、多くの治療困難な病気の誘因を除去します。

効果が期待できる症状

全身の200種類以上もの病気や症状に効果が認められています。
「星状神経節ブロック療法」は、頭・顔・首・肩・腕などの上半身の痛みから、現代医学では決定的な治療法がないような病気まで、自然治癒力を高めることで、様々な病気や症状に効果が期待できます。

  • 全身:自立神経失調症、本態性高・低血圧、起立性調節障害、冷え性、脳卒中後遺症、不眠症、多発性硬化症、重症筋無力症、慢性関節リウマチ、シェーグレン症候群、全身性強皮症、バセドウ病、橋本病、潰瘍性大腸炎、ベーチェット病、帯状疱疹後神経痛、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、痛風、慢性疲労症候群、甲状腺機能亢進・低下症
  • 頭部:片頭痛、緊張型頭痛、頸性頭痛、群発頭痛、側頭動脈炎、脳血管萎縮、頭部外傷後遺症
  • 顔面:顔面神経麻痺、非定型顔面痛、顎関節症
  • 頸肩上肢:レイノー病、レイノー症候群、パージャー病、肩手症候群、頸肩腕症候群、椎間板ヘルニア、外傷性頸部症候群、 胸出口症候群、肩関節周囲炎、関節炎、肩こり
  • 腰下肢:腰下肢痛、変形性膝関節症、バージャー病、閉塞性動脈硬化症
  • 循環器:狭心症、洞性頻脈、不整脈
  • 呼吸器:慢性気管支炎、肺気腫、過換気症候群、気管支ぜんそく
  • 消化器:過敏性腸症候群、胃炎、肝炎、クローン病、消化性潰瘍、逆流性食道炎
  • 産婦人科:月経困難症、更年期障害、子宮摘出後自立神経失調症、尿失禁
  • 泌尿器科:神経性頻尿、インポテンス、尿失禁、ネフローゼ症候群、IgA腎症
  • 皮膚科:全身多汗症、掌庶膿疱症、帯状疱疹、単純疱疹、天疱瘡、ケロイド、進行性指掌角化症
  • 眼科:網膜血管閉塞症、網膜色素変性症、中心性網膜症、原田病、ぶどう膜炎、視神経炎、類嚢胞黄斑浮腫、角膜ヘルペス、角膜潰瘍、白内障、緑内障、アレルギー性結膜炎、瞳孔緊張症、飛蚊症、眼精疲労、ドライアイ、VDT症候群、屈折異常
  • 耳鼻科:花粉症、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、鼻茸、慢性副鼻腔炎、急性副鼻腔炎、術後性上顎嚢胞、突発性難聴、侵出性中耳炎、メニエール病、良性発作性頭位眩軍、鼻閉、扁桃炎、耳鳴り、咽喉頭異常感症、いびき、睡眠時無呼吸症候群

膠原病 (こうげんびょう)

1.膠原病(こうげんびょう)とはどのような病気ですか?

膠原病(こうげんびょう)とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称で、原因不明の発熱や湿疹、関節の痛みなどの症状が共通してみられます。女性に多く見られる病気で、比較的若い女性の不明熱(原因不明の発熱)として発見されることが多いです。SLEやリウマチなど数種類の病気が含まれています。

2.膠原病はどのような人に出てくる病気ですか?

以前は原因不明の病気として扱われていましたが、最近様々な研究が進むようになり、少しずつその原因も解明されるようになってきました。HLAと呼ばれる人間の遺伝子の研究が進むようになり、一部の膠原病では遺伝的な要因も考えられるようになってきました。

ただ遺伝的な要素だけでは発病せず、膠原病の発病には色々な環境因子と呼ばれるものが重要です。具体的には、風邪ひきなどのウイルス感染症が引き金となって発病したり、夏の海水浴や冬のスキーなど紫外線の影響を受けて発病するこも多いようです。食事内容やアルコール、たばこなどは直接発病には関係ないと考えられています。

3.膠原病に特徴的な体の変化はあるのですか?

原因不明の発熱や湿疹、関節の痛みなどの症状が見られた場合、まずは膠原病に特徴的な徴候があるかどうか全身の診察を行います。 脱毛、口内炎などもある種の膠原病には特徴的な所見です。共通して見られる徴候としては、冷たい水につけたときや冬の寒い朝に手足の先が白く変化し、しびれなどの症状が見られる徴候があります。これをレイノー現象と呼び、手足先などの循環障害が原因と考えられています。

また眼や口の中の渇き(乾燥症状)や握力の低下、手指のしびれ、爪の変形なども膠原病の重要な徴候であることもあります。関節の痛みや腫れについては、どの場所の関節が腫れているかによって、リウマチかそうでないかなど診断が異なってきます。湿疹については、ほとんどの膠原病で見られ、それぞれの膠原病に特徴的な名前のついた湿疹がありますので、専門医の診察が必ず必要です。

4.膠原病の診断は血液検査で行うのですか?

全身の診察により膠原病が疑われますと、次に血液検査を行います。一般の白血球数やCRP、赤沈などの炎症反応と呼ばれる検査でもある程度の診断は可能ですが、膠原病の確定診断には特殊な抗体検査が必要となってきます。

膠原病全体で陽性率が高い抗核抗体と呼ばれる検査が最も重要です。それぞれの膠原病の診断には、さらにリウマチ因子が陽性かどうか、抗DNA抗体検査が陽性かどうかなどかなり専門的な検査が必要です。また貧血があるかどうか、筋肉の炎症をあらわす検査(CPKなど)の数値が上昇しているかどうかなども重要です。さらに膠原病の診断には、血液検査以外にレントゲン検査も重要です。リウマチなどでは、手のレントゲン検査により診断をつけたり、SLEなどでは胸部のレントゲン検査により診断の手助けにしたりなどと活用しています。尿検査で蛋白尿、血尿がないかどうかも重要な所見です。このように膠原病は全身の病気ですので、確定診断には血液検査だけでなく、色々な検査が必要となってきます。

膠原病に含まれる病気

  1. 関節リウマチ
    • 悪性関節リウマチ
    • フェルティ症候群
    • カプラン症候群
    • 若年性関節リウマチ
  2. 全身性エリテマトーデス
  3. 強皮症(全身性硬化症)
  4. 多発性筋炎・皮膚筋炎
  5. シェーグレン症候群
  6. MCTD(混合性結合組織病)
  7. 結節性多発動脈炎
    • ウェゲナー肉芽腫症
    • アレルギー性肉芽腫性血管炎
    • 過敏性血管炎
    • 高安動脈炎(大動脈炎症候群)
    • 側頭動脈炎
  8. リウマチ熱
  9. リウマチ性多発筋痛症
  10. その他

このような膠原病に含まれる病気にはいくつかの共通性があり、特徴がみられます。

(1) 症状として発熱、疲れやすい、関節痛、筋肉痛、こわばりなどがみられ、これらは全身性の炎症によって生じます。骨・関節や筋肉に痛みとこわばりがある場合には、リウマチ性疾患という範疇に含まれます。  
(2) 全身の結合組織が侵され多数の臓器が障害されます。結合組織が侵される病気は、膠原病以外にもたくさんあり、これらは結合組織疾患という範疇に含まれます。  
(3) 免疫の異常がみられます。免疫の異常では、自己の成分に対して異常な免疫反応が生じているのではないかと考えられています。これは自己免疫と呼ばれていますが、これによって生じる病気は自己免疫疾患という範疇に含まれます。  
(4) かかりやすい体質は受け継がれることがありますが、はっきりとした遺伝性はありません。従って、遺伝病ではありません。  
(5) 他の人にうつる伝染病ではありません。  
(6) 悪性腫瘍(癌)ではありません。  
(7) リウマチ熱以外は明らかな細菌によって起こる病気ではありませんので、抗生物質は効きません。  
(8) 副腎皮質ステロイド(ステロイドホルモン)が効きます。

このように、膠原病に含まれる病気にはいくつかの共通性がみられますが、一つ一つは独立した病気で、それぞれ特徴的な症状があり、治療法も違います。 従って、膠原病といわれれば、これらの病気のいずれかに診断され治療されます。

これからは、膠原病の原因究明と原因療法の開発が急速に進められると思いますが、さらに予後を良くし長生きするために生活習慣病などの病気の予防にも留意しましょう。 (「膠原病ハンドブック」膠原病とは より抜粋)

リウマチ

リウマチでは、軟骨や骨の組織が炎症物質の作用などによって、細胞が死んだり破壊されたりなどの現象が起こります。そのまま放置すると、多くは先端が欠けたりなどの変形が起き、最終的には骨同士が癒着して関節の機能を完全に喪失します。これを一般的に「関節の破壊」と呼んでいます。この現象はあくまでもリウマチの進行を放置した場合のものであり、早い段階で有効な治療を行えば、現在の医療水準では破壊を食い止めることが可能になっています。

リウマチになると、必ず上で紹介したような症状になるわけでは、決してありません。

リウマチで痛む関節は、強い炎症で熱を持っていました。そこで内視鏡で関節の内部を観察すると、健康な場合は、軟骨が白く滑らかに保たれているのに対し、リウマチでは無数のヒダで覆われていました。

関節が破壊される仕組み

  1. 体の中の免疫細胞が、関節の滑膜を異物と認識して攻撃します。
  2. すると滑膜が炎症を起こしてヒダ状に増殖し、大量の炎症物質を関節内に放出します。
  3. その結果、軟骨や骨が破壊されます。

免疫細胞が攻撃を始めるおおもとの原因は分かっていません。遺伝が関係するとする説、妊娠や出産など女性ホルモンの変化が関係するとする説などありますが、まだどれも決定的とされていません。

おおもとの原因が分からない以上、予防法も分かっていません。食生活などの生活習慣も、発症とは無関係と考えられています。

リウマチの分類基準について

現在多くの病院では、1987年米国リウマチ学会によって提唱された分類基準を参考にして、関節リウマチかどうかの診断をくだすのが一般的です。

  1. 朝のこわばりが、少なくとも1時間以上にわたってみられる
  2. 3つ以上の関節に炎症による腫れがみられる
  3. 手首や手指のつけ根の関節、手指の第2関節に炎症による腫れがみられる
  4. 左右対称の関節に炎症による腫れがみられる
  5. 皮下結節(リウマトイド結節)がひじやひざなどにみられる
  6. 血液検査でリウマトイド因子が陽性である
  7. X線検査で手の関節に骨の萎縮などの変化がみられる

※1~4までの症状は6週間以上続くこと

上記の7項目のうち、4項目以上にあてはまる場合を関節リウマチとする、とされています。
※一部の病院では、1994年に日本リウマチ学会が提唱した「早期関節リウマチの診断基準」を使っています。

 

星状神経節ブロック注射の様子
星状神経節ブロック注射の様子